真円の丸メガネと疑似真円の丸メガネ

真円(下)と疑似真円(上)のペセタ

丸メガネは玉形が丸なのでみんな同じようにも思えますが、ちょっとした違いで、風味が変わってきます。大別すると玉型が、真円になっているものと、そうではないものと分けられ、楕円の中にも真円に近いけれど、やや横長になっていて一見真円に見える、というものと丸っぽいけれど楕円というのがはっきりわかるものに分けられます。丸メガネ研究会ではやや横長になっていて一見真円に見えるものを「疑似真円」と呼んでおります。製品によっては疑似真円の丸メガネを真円で作ることは可能です。(テンプルやブリッジの接合位置によって無理なものもあります。)真円の丸メガネは独特なテイストがありますので、真円にこだわりを持つ丸メガネ愛好家のかたも多くいらっしゃいます。その反対に丸メガネは初めてで顔になじみやすい疑似真円が掛けやすいというかたもいらっしゃいます。戦前はすべて真円で、戦後になってから真円に近い楕円のものが出てきました。
真円の場合、目の錯覚でやや縦長に見えます。楕円では、縦と横の長さの比率がいろいろあり、もっとも真円っぽく見えるのは(疑似真円)、横100に対して縦が95前後のものです。
丸メガネ研究会のほとんどの会員店では、 丸メガネ研究会オリジナルフレームで、真円と疑似真円の相互変換が可能です。
たとえば、アソンは40×40の真円ですが、 ご希望があれば、一見真円に見える41×39で作ることもできますし、 逆に、パンテオンを41×41くらいの真円で作ることもできます。ご興味のあるかたは一度ご相談ください。お気軽にどうぞ。

疑似真円のペセタ(左)縦横が36×39と真円のペセタ(右)縦横37×37

丸メガネ研究会へのリンク オリジナルフレームや丸メガネについて、ご覧ください。

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