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近視手術に踏み出す前に

最近、近視の矯正手術をされるかたが大変多くなっています。
メガネやコンタクトを使わなくても遠くがハッキリ見える喜びは確かに素敵な事だと思います。
しかし、よい点があれば、よくない点もあるのが世の中の道理です。
自分の眼のことですから、慎重に慎重を重ねても行き過ぎということはありません。
施術してしまえばもう前の自分の眼には戻れないのですから。
このページは近視矯正手術をしてみようと思っている方に、本当に必要なのか、
手術に踏み出す前に、今一度、立ち止まって、よい点、よくない点、
自分に課せられるリスクなどについて、じっくり考えてもらいたくてアップいたしました。
近視矯正手術はまったくリスクが無いものでも、安全なものでもないですし、
近視矯正手術ホームページに載っている体験談(上手くいった体験)だけでなく、
あまり目に付かないですが、上手くいかなかった体験談も
潜在的に多くある事も知っておいて欲しいと思います。
近視矯正手術に踏み出す前に、こちらのホームページをご覧下さい。

*近視手術を100%完全に否定は致しません。最後は個人の判断になります。手術の満足度は人によって異なります。ここで一旦立ち止まって、よく考えていただければと思います。

近視手術後におきる問題点

■角膜混濁 
透明な角膜が様々な原因によって白濁してしまったもの。近視矯正手術でおきますが、
術後、1週間までの角膜混濁は上皮層が再生するため必ず起こるものですから心配無いようです。
混濁には部分的なもの、広範囲に及ぶものがあります。
混濁の淡いものを角膜片雲、さらに濃いものを角膜斑、濃い混濁を角膜白斑とよびます。
角膜が混濁すると光が眼内に入りにくくなるので、視力が障害されます。
全体が暗く、しかも網膜上にぼんやりとしたゆがんで見えます。

■夜間視力の低下
夜間性近視は、すべてのレーザー屈折矯正手術後に起こる副作用です。
レーザー屈折矯正手術は角膜のカーブを変えることにより矯正しますので、
レーザーを照射した領域と照射されていない領域では光の屈折に差が出ます。
周辺から入った光は近視側に結びますので瞳孔が大きく開くかたや、
エキシマレーザーで照射領域が小さく深く削ったかたは(角膜の厚みが薄いかたは
矯正の効果上照射域が小さくなるようです。)暗場所で視力が低下します。
ほとんど自覚しないかたもいますが、強度近視で瞳孔が大きい若いかたは特に自覚します。

■視力の変動
近視手術、特に強度の近視の施術後に自覚されます。
レーザーによって角膜を削りますので、元の状態よりも角膜は薄くなります。
角膜は眼圧によって形を保持していますので、眼圧の変動によって角膜の形状も
変化します。(手術によって薄くなった角膜はその変化の程度も大きくなります。)

■ドライアイ 
角膜乾燥症。様々な要因により涙液が減少し、角膜上皮が傷つく慢性疾患。
涙液の減少や成分の変化によって眼球の表面が乾燥してキズや傷害が起きる。
眼の不快感や視機能異常、矯正視力の低下や眼精疲労なども起きる。
症状としては
目がゴロゴロする。 目が痛む。 視界がかすむ。 10秒間以上目を開けていられない。
目が乾く。 目が重たくなる。 視力の低下。 目の感染症(結膜炎など)にかかりやすくなる。

■ハロ     
明るい光の周りにぼんやりとモヤがかかっているように見える症状です。
コントラストが低下します。
通常、ハロは3ヶ月頃をピークとして徐々に消えていきます。

■グレア    
明るい光がまぶしく見える症状。角膜の混濁等で光が散乱することによって起こります。
グレアは通常、半年ぐらいで徐々に軽減していきますが、長期的に続いて稀に残ることもあります。


注意していただきたいこと

インターネットで近視手術などを検索しますと、後遺症の事や
上手くいかなかった事例、などが載っています。
ネガティブなことを書いているから、親切だとか安心とか考えない方がよいと思います。
読み進めていくと、最終的にはレーシックを手術するクリニックにたどり着く事になることがほとんどです。
インターネットの広告は大変巧妙になっており、一見しただけでは一般の人のブログに見えるものが
実は手の込んだ広告になっているものもあります。

近視手術の後遺症対策研究会
このホームページはレーシックなど近視矯正手術をされた後、メガネをお作りいただいたかたに
お聞きした話をまとめ、近視矯正手術をやろうか迷っているかたの参考になるようにお作りした
ホームページです。安心してご覧下さい

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