時計電池の漏液について
ご注意ください 時計電池の漏液
時計の電池交換をお預かりしました。G-SHOCKの限定モデルでしたが、(アナログつきのタイプで酸化銀電池使用)ケースを開けてみますと、電池が漏液しておりました。
今回の電池は国産のものでしたが、結構長期間置きっぱなしにされていたのではないかと
思われます。取り合えず漏液をふき取り、乾かして電池を装着、リセット操作をしました
が、パルス信号も出ませんので、回路や輪列まで侵食されているかもしれません。
メーカーへ送って修理するしか生き返らせることはできないと思われます 。
(メーカーに部品やアッシーが残っていれば良いのですが)
新婚旅行で海外で購入したオメガやシャネルの腕時計なども大切にしまっておいて、電池
が無くなり漏液して、ダメになってしまうことも。大切な時計ほど、電池の交換はしておいた方が良いでしょう。
また、掛時計、置時計、目覚まし時計も乾電池の漏液故障が頻発しております。動いていても一年ごとに電池を交換することが時計を長持ちさせるコツです。ご自分で交換できますので、是非、励行してください。この時、買い置きの電池は使わないでください。当店で電池をお買い上げ下さる場合は時計をお持ちくだされば、時計の状態を見ながら、電池の交換をさせていただきます。
漏液したボタン電池
左 正常な電池 右 漏液した電池
一般的に国産電池はガスケットのパッキングがしっかりしていますので、今回のような
ことは少ないと思いますが、大事な時計は早々に電池交換をされることをお勧めします。
もちろん、外国製のブランドウォッチや高級時計は特に早めに交換をお願いします。
入っている電池が外国製で、漏液しやすいと思われるからです。大事に箱に入れてしまっ
ておくと、「えー」と言うことになります。
国産のメーカーの乾電池もブランドは日本ですが製造は中国がほとんどです。早め早めに
交換する事が予防策と思います。
電話番号: 0538-43-2535 メール:mail@ogawa-1.com
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。